お店の様子・近況・旬の魚介類等、伝えてまいります。
お店近くにある、片名魚市場です。
大アサリ・タイラ貝・きす・かます・鯛・ススキ・サワラ・たこ・スミイカ・わたりがに・岩かき等の水揚げがありますが、本日は全体に少なめでした。魚種によって高値のものもありました。
毎年6月から8月頃にかけて、お店の近くの漁港で岩牡蠣の水揚げがあります。
”夏牡蠣”とも呼ばれます。殻はマガキより厚みがあり、大きいものだと1個で1㎏を超えるものもあります。
中の身は殻の大きさとは比例しているとは限らず様々ですが、一口では食べられないようなものがほとんどです。
毎年梅雨時期を過ぎる頃になると、お店近くの伊勢湾・三河湾周辺でタコ(真蛸)の水揚げが最盛期になります。が、昨年・一昨年は不振でした。
今シーズンは例年通り水揚げが増え、お店の水槽もさらに賑やかになりました。吸盤が大きくて並びがバラバラであるのがオス、吸盤が小さくて整然としているのがメスです。
シャコ(蝦蛄)えび。この3週間くらいまえから、水揚げがあります(少なめですが、よくみかけるようになりました)。
縦長の体で、他の海老にくらべ腹部が太いのが特徴です。頭胸甲から腹節にかけて背側には縦に隆起線が入っています。腹部は扁平で、尾節には縁に先が赤く鋭い棘がならぶ尾扇があります。
6月もはや半月過ぎ、大あさり、すすき、きす、タイ、白みる貝、かます、赤しゃえび、車海老、タチウオ、はまち、こち、岩牡蠣をはじめ数多くの魚種の水揚げがあります。
が、タコのまとまった水揚げがまだです。毎年梅雨時になるとタコの水揚げが多くなるのですが。
イサキの美味しくなる時期になってきました。毎年梅雨のころになると、南知多で水揚げされるイサキ。
体形はやや側扁し、綺麗な紡錘のかたちそしています。体色はオリーブグリーンが混じった褐色で腹部は黄色味を帯びているものからいぶし銀のような色合いのものまであります。ウロコが細かく、おちやすいので扱うときには十分注意します。
大アサリ。知多半島南知多の代表的な海産物のうちのひとつですが、近年、漁獲量等により、値が上がってしまいました。
当店では1個から販売しております。サイズも大きいものから小さいものまでさまざまです。ご予算にも応じます(例:1,000円分、1個300円のものを5個など)。
師崎漁港朝市。当店も出店、営業しています。
(朝8時~昼12時まで出店、
毎週水曜、お盆期間・年末年始期間の一部はお休みです)
かれい・かさご・小鯛・黒鯛・わたりがに・大あさり・タイラ貝をはじめとした地元で水揚げされた海産物、
自家製ひもの(あなご・かます・たこ・いわし・ふぐ等)、
とらふぐ・ひがんふぐの加工品(刺身用スライス・鍋用ぶつ切り等)、
各種商品取り揃えております。
地方発送(宅急便)も可能です。
ぜひ。、お立ち寄りください。
アズキマス。今シーズンよくみかけます。キジハタやアコウなど、地域によって呼び名がいくつもあります。
やや細長く、オレンジ色の体色で、赤みを帯びた(アズキ色の)小斑点があります。尾びれの端が丸いのも特徴です。高級魚として珍重されます。
赤貝。近年漁獲量が減りました。
貝のなかでは赤色の血(身)をもつことからその名がついたといわれます。
殻は陶器のようで白く薄いです。殻表には40本を超える放射状のうねがあり、
うねの間の溝の上では短い毛状になっています。
アオリイカ。本日、漁師の方から仕入れました。
その名の、”障泥(あおり)”とは馬具で、馬の両腹に垂れ提げる泥除けのことで、形がそれに似ているからつけられたそうです。胴が丸みを帯び、胴の縁に沿って半円形のひれがあります。
オスの背中は白色の短い横線模様があり、メスは点状模様をしています。
お店からくるまで5分のところにある、師崎朝市。
ここにも出店しています。
自家製ひものをはじめ、
フグ加工品(てっさ、鍋・唐揚用ブツ切り)、
かれい・かさご・黒鯛・きす等の鮮魚、
大アサリ、あさり、さざえ、白みる貝、わたりがに、海老類等、
そろえてあります。
是非立ち寄ってみてください。
連休さなかの夕市。前日から雨がよく降り、気温も下がりましたが、
赤鯛、黒鯛、ススキ、大アサリ、サワラ等の水揚げがありました。
連休中の注文分のさかなをはじめ、水槽や店頭にそろえるさかなの
仕入をしました。
石かれい。この時期、年間をとおして最も身が厚くなり、
脂があります。
楕円形の体で両眼が身体の右側についていることから、
左ヒラメの右カレイと呼ばれます。その名のとおり、有眼側の
背から尾にかけて、大きく縦に並んだ石のような骨板があります。
夕方の競り仕入れた、佐久島産のあさり(画像左側)です。
前日の夜から天気がくずれていましたが、他に、白ミル貝、本みる貝、
大アサリ、さより、すみいか、かれい、真鯛、サワラ、黒鯛等、多種の
魚貝類を夕方の競りや相対(漁師の方から直接仕入れする)で
仕入(買付)ました。
サワラ。漢字では魚編に春、とかきます。これは春になると産卵で沿岸に
寄るため、人目に付きやすいことから春を告げる魚というのが字源となった
そうです。
細長い体型と鋭い歯を持つ大型魚です。口が大きく、背側が青灰色、腹側が
銀白色で体側に黒っぽい斑点が縦方向に並んでます。
アカムツ。お店の近く、片名漁港で水揚げされました。
口を開けると喉が黒く見えることから、”ノドグロ”とも呼ばれています。
楕円形の体型で、背が赤く、目が大きく、ウロコが
柔らかく、皮に厚みがあります。白身魚で脂がたっぷり
のっていることから、”白身のトロ”といわれています。
お店からクルマで5分くらいの場所にある、大井聖崎。
毎年この時期になると”河津桜”の見ごろになります。
撮影した、この1枚、”見頃過ぎ”的な感じがしますが、
十分楽しめます。
画像の右側、海上の石像は上陸大師象、弘法大師
さまが尾張上陸の第一歩を印されたゆかりの地という
ことで建立されたそうです。
毎年この時期に行う、年1回の魚供養(くよう)。
日々私たちが頂いている、貴重なお魚たちの命への感謝と、
魚のおかげで生活させていただいている・生計を立てている、
感謝の気持ちをこめて、魚を供養する儀式です。
1時間ほどの読経のあと、魚を近くの海に放流しました。
当店の一角にある水槽。観賞用の水槽です。
新たな仲間が増えました。画像左上の、タカアシガニ。
お店の近くの片名漁港で水揚げされることもあります。
深海に生息し、脚は細長く、白色のまだら模様が入ってます。
お店の東側の海沿いにて。
天気のいい日、または風の強い天気のいいとき、
近く日間賀島や佐久島はもちろん、遠く三河方面
(幡豆・蒲郡あたり)を望むこともできます。
角度をずらせば、岐阜県や長野県木曾の山々が
見えることもあります(稀ですが)。
、
カレイ。このカレイは、メイタ(メータ)ガレイです。
口が小さく、目が突出していて、両目の間からは
骨のような突起(目板)があります。この突起を触ると痛いこと(目痛)
などからこの名がついたといわれます。
体色は茶色で、暗褐色の小斑点が無数にあります。
これからの旬になる魚のひとつです。
、
コウイカ。墨をたくさん持ち、すぐ噴くから
スミイカとも呼ばれます。
甲羅に縦縞模様があります。
雄のほうがこの模様がくっきり、明確です。
また、舟形をした甲羅の先端にトゲが
あることから、はりいかとも呼ばれます。
石鯛。”ナベダイ”とも呼び、若魚を”サンバソウ”とも呼びます。
真鯛にくらべ、ヒレが発達しており、銀色の光沢が残った灰黒色
の特徴ある体色で、円盤のような体型です。
頑丈な口(くちばし状の顎)で、
黒帯のような横縞が入ってます。
年中通して獲れますが、旬は春から秋です。
タイラ貝。”タイラギ”とも呼ばれ、1月後半から春にかけて旬になり、
甘みが増し、身入りもよくなります。
見た目がムール貝に似ていて、20㎝から30㎝くらいの大きな2枚貝です。
貝殻の表面は暗い緑色、貝殻の中はわずかな光沢があります。
ホウボウ。底生(深海)のさかなで、腹側は白く、背面側
は灰褐色と赤のまだら模様です。胸鰭(むなびれ)が半円形
で異様に大きいのが特徴です。
通年漁獲がありますが、中でも12月から2月のあいだが
最も美味しい旬になります。
写真中央左側の、円形の貝、月日貝(ツキヒガイ)。
南知多近海で、底引き網で獲れます。ですが、獲れる数が
少ないです。
殻は薄く、殻の表が濃い赤褐色で、裏が黄色みびた白色です。
この色を、”月”と、”日”に見立てたのが名前の由来です。
遅くなしましたが、新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
本日、新年に入って本格的(船数多い)な夕方の競りがありました。
タイラ貝、大アサリ、真鯛、はまち、わたりがに、メバル、カサゴ、いか等、
多種の魚介類の水揚げがありました。
年末年始・営業のお知らせです。
12月31日(金) 午前中営業・午後休み
1月 1日(土) 休 み
1月2日(日)~1月4日(火)まで
午前中営業・午後休み
1月5日(水)から平常営業です。
よろしくお願いいたします。
師崎の冬の風物詩。海鼠とかいて、”なまこ”といいます。
筒状で背に多数のいぼ状突起があります。
赤褐色をしたもの(写真・赤海鼠)と、
濃い青緑色(青海鼠)から黒色(黒海鼠)
に近いものがあります。
肉が堅く、こりこりした歯ごたえ・弾力のある食感です。
腸管の塩辛を”このわた”、卵巣を”このこ”と呼びます。
天下の三珍味といわれます。
お店の片隅にある、小さな水槽。
現在、マツカサウオ・タツノオトシゴ・カワハギをはじめ、
多種の小魚の水槽です。
籠や筒、海藻等を添えて、観賞用の水槽として使用
しています。
来店されるお客様(特に家族連れの方)に好評を
得ています。ほんのひと時の”癒し”の場でもあります。
今年不漁であった、真蛸。
通年、6月の梅雨のころから9月頃までの間、
漁獲量が多いのですが、今年はほぼ皆無に
近いといえるくらいでした。
しかしこの何日かの間、お店の水槽の一角が
活きた真蛸でいっぱい(サイズ色々)になりました。
サバフグ。今年は各地で多いとききます。
海水温があまり下がってきてないのも一因。
この辺りでは鍋・唐揚、一夜干しにして
食べることが多いです。
なかには、ドクサバフグといって
頭から背びれの付け根の部分まで
棘があるものもあります。
地元のテレビ局の取材に協力しました。
BBQの食材探しということで、当店の生け簀の
魚貝類の紹介をさせていただきました。
東海テレビで毎週土曜に放映されている、
””ぐっさん家”です。山口智充さんもみえました。
11月27日(土)の放送予定だそうです。
コロナウイルスによる
各方面の規制・制限が緩和され始め、
1週間ちょっと経ちました。
当店のある、南知多方面へ見える
クルマも増えてきています。
当店の水槽の魚種も
少しずつのものもありますが
多種になってきました。
はまち。
出世魚で、イナダ・ツバス⇒ハマチ⇒ワラサ⇒ブリ、
というように、成長する過程で名前が変わっていく
魚のことをいいます。
地方によって呼び名も違う所もあるそうです。
体長20㎝~30㎝くらいのものをいいます。
今からしばらくの間、美味しい時期(旬)になります。
たちうお。
旬真っただ中です。
他の魚と違って、”ウロコ”がありません。
”グアニン”という物質で覆われています。
触っただけで切れるほど鋭い歯をもち、
”太刀”に似ている外見からこの名前がついたともいわれます。
連休明け。
台風が接近・通過したこともあり、4日ぶりの夕方の競りでした。
真鯛、カンパチ、ハマチ、わたりがに、車海老、
サワラ、白みる貝、かわはぎ、こち、かれい等
多くの魚種・貝類・海老カニ類の水揚げがありました。
さわらが美味しくなる時期になってきました。
漢字で書くと、さかなへんにはると書いて、”鰆”。
地域によっては
春が旬である、
春と秋、年に2回旬になるところもありますが、
愛知県近辺では秋が旬になります。
身が柔らかく崩れやすい(身が割れやすい)の欠点ですが、
身は薄いピンク色で
ブリや大トロに匹敵するくらいの脂があります。
昨日、ふぐの試験曳がありました。
毎年10月始めに解禁になる、ふぐの延縄(はえなわ)漁の前に行われます。
延縄漁とは、狙った魚だけを獲ることが可能で、獲る魚の漁もコントロール
しやすいので、水産資源を守る漁法だといわれています。
わが社も、ひと桁(一口)、競りでおとし(仕入)ました。
真鯛。
年間とおして水揚げがありますが、
9月から10月頃、最盛期をむかえます。
塩焼や干物用にする、手のひらサイズのものから
全長70センチ以上にもなるものまであります。
”めでたい”などの語呂合わせで、
縁起のよい魚でもあります。
伊勢海老。
かつれ伊勢湾の特産物であったことから、
神事の地伊勢をも踏まえてつかられた名だそうです。
夏場から秋口にかけ、
お店の近く、南知多近海でも漁獲があります。
大触角、脚を折らないよう、扱う際、注意します。
あまり知られていませんが、
この師崎近辺でも、鱧(はも)の漁獲があります。
特にこの時期は多いです。
ウナギ科の大型肉食魚で、鋸のように歯が鋭く、
長時間生け簀に入れておくと共食いすることもあるので
扱いに十分注意しながら、早めに出荷します。
当店は、師崎漁港朝市売り場にも出店しています。
活きた魚貝類、ひもの各種販売しています。
ぜひ、お立ち寄りください。
営業時間 朝8時から昼12時まで
休業日 毎週水曜日、年末年始・お盆期間の一部
天候等、諸事情で休業することもあります